みやちゃ
ここではRubyの基礎を徹底解説していきます。
今回はその準備段階として、Rubyのプログラムを実行する方法を紹介していきます。
- irbの使い方がわかる
- Rubyのコードをファイルに書いて、実行できる
- Rubyのプログラムを実行できるようになる
目次
Rubyのバージョンの確認
mbp:~ miyacha$ ruby -v
Terminalを開き、「ruby -v」とするとインストールされているRubyのバージョンが確認できます。
ちなみに私の場合は「バージョン2.6.3」です。
なにかしらのバージョンが返ってくれば、rubyがインストールされています。
Rubyの実行
これからRubyの基礎を学んでいきますが、Rubyのプログラムを実行するのは以下の2種類があります。
- irb
- ファイルにプログラムを書いてTerminalで実行
irb
irbを使えば、Rubyのプログラムを実行できます。
irbは、Interactive(対話式)Rubyの略で、irbを使えば、対話式にRubyのプログラムを実行できます。
実際に動かしてみましょう。
Terminalを開き、「irb」と入力するとirbが起動されます。
mbp:~ miyacha$ irb
irb(main):001:0>
irbが起動され、「irb(main):001:0>」と出てきました。
ここにRubyのプログラムを書いて、実行すると、実行結果が返ってきます。
試しに「1 + 1」を実行してみます。
irb(main):002:0> 1 + 1
=> 2
2が返ってきました。うまく行けてるみたいです。
ここにRubyのプログラムを実行して、基礎を学んでいきます。
ファイルにプログラムを書いてTerminalで実行
次にファイルにプログラムを書いて、Terminalで(ファイルを指定して)実行する方法を見ていきます。
皆様は、エディタは何を使っていますか?
私は、Sublime Textを使っています。
他にもVScode等いろいろありますが、特に指定はないので、自分の使いやすいもの・使い慣れたものをお使いください。
今回は、Sublime Textを使って解説していきます。
Rubyをファイルで実行する
Sublime Textを開き、新しいファイルを作成します。
[File] → [New File]で新しいファイルを作成することができます。
ここに例として以下のプログラムを書きます。
puts 1 + 1
「puts 1 + 1」とすることで、1+1の結果を出力することができます。
次にファイルを保存します。
command + s でファイルを保存できます。
ファイル名を「study.rb」で、場所は「Desktop」で保存します。
ファイル名の「.rb」について、Rubyプログラムをファイルに記述するので、拡張子を「rb」にしています。
次にターミナルでRubyを実行してみましょう。
「ruby study.rb」と入力します。
mbp:Desktop miyacha$ ruby study.rb
2
mbp:Desktop miyacha$
上のように、「ruby ファイル名」で実行できます。
ファイルの内容が「puts 1 + 1」なので、結果として「2」が出力されています。
ファイルを実行できないエラー
ちなみに、先ほどファイルをDestopに保存したので、 cdコマンドでDesktopに移動しないと、 「No such file or directory」と、「そんなファイルはない」と怒られてしまいます。
mbp:~ miyacha$ ruby study.rb
Traceback (most recent call last):
ruby: No such file or directory -- study.rb (LoadError)
mbp:~ miyacha$ cd Desktop/
mbp:Desktop miyacha$ ruby study.rb
2
mbp:Desktop miyacha$
cd コマンドでDesktopに移動してから、再度「ruby study.rb」を実行しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、これからRubyを学んでいくための準備として、Rubyを実行する方法を解説しました。
次回からRubyの基礎を徹底的に解説していきます。
みやちゃ
ここまでご覧いただきありがとうございます!