みやちゃ
今回はpythonの第10弾です!
今回はセルの値を読み込む・書き込む方法をご紹介します!
- セルの値の読み込み・書き込み
Excelファイルのセルの値を読み込んだり、書き込んだりできるようになります!
目次
openpyxl
Excelファイルをpythonで読み込むためには、openpyxlというモジュールが必要になります。
python3にopenpyxlをインストールして、インポートすることにより、モジュールの機能を利用します。
openpyxlのインストールがまだできていない方は、こちらの記事(openpyxlのインストール)を参考にしてください。
IDLE
このブログでは、pythonの学習にIDLEを使用しています。
IDLEについては、こちらの記事(IDLEの使い方 python入門#2)で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
Excelファイルの読み込み
以下のようなExcelファイルを読み込んでいきます。
ファイル名は「ghibli.xlsx」です。
それでは、実際にコードを書いてファイルを読み込んでみましょう。
以下のコードを見てください。
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook('ghibli.xlsx')
ws = wb.worksheets[1]
print(ws.title)
1行目でopenpyxlのモジュールをインポートしています。
これをしないとファイルの読み込みができません。
openpyxl.load_workbook('ファイル名')とすることで、ファイルを読み込むことができます。
worksheets[1]でインデックス番号でシートを指定しています。
シートは「ジブリPart1」、「ジブリPart2」の2つあります。
worksheets[0]とすると、シート1
worksheets[1]とすると、シート2
が読み込まれます。
セルの取得
Excelのファイルとシートの読み込みができたので、実際にセルを読み込んでみましょう。
セルは、"セル番地"か"行番号、列番号"で指定します。
以下のコードを見てください。
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook('ghibli.xlsx')
ws = wb.worksheets[1]
print(ws.title)
a = ws["A3"] #セル番地で指定
print(a.value)
7行目でシートのセル番地を指定することにより、セルを指定しています。
これを実行すると、以下のような結果が出力されました。
============= RESTART: /Users/yuto/Desktop/python sample/lesson.py =============
ジブリPart2
作品名
>>>
A3のセルのところの値である「作品名」という文字列が読み込まれ、出力されました。
セルへの書き込み
それでは指定したセルに値を書き込んで見ます。
以下のコードを見てください。
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook('ghibli.xlsx')
ws = wb.worksheets[1]
print(ws.title)
a = ws["A3"]
a.value = "書き込み"
wb.save('ghibli.xlsx')
print(a.value)
「a.value = ""」とすることで、書き込みをすることができます。
また10行目でファイルを保存しています。
このプログラムを実行すると、Excelファイルが変更されます。
上の画像のように、変更が加えられて、最終編集日時が更新されていることがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、PythonでExcelファイルのセルの値の読み込み・書き込みについて解説しました!
みやちゃ
ここまでご覧いただきありがとうございます!